最終更新日: 2025.9.8

CVR上げるツールおすすめ6選!問い合わせ・商談を増やす最短ルートとは?

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Webサイトに一定のアクセスがあるのに、問い合わせや商談につながらない…。多くのマーケティング担当者・営業部門が抱える悩みです。広告運用やSEO対策によって流入数を増やしても、その後のコンバージョン(CV)につながらなければ、成果には結びつきません。

限られた予算やリソースの中で、より良い成果を出すには、「CVR(コンバージョン率)」の改善がカギとなります。

特に、フォームに依存しないリアルタイム接客や、ユーザーの行動を見極めた適切なタイミングでのアプローチは、成果向上につながる打ち手として注目されています。

本記事では、「CVRが上がらない理由」から「ツールを活用するメリット」、そして実際に成果につながるCVR改善ツールのおすすめ6選までを解説します。

なぜCVRが上がらないのか?よくある3つの課題

Webサイトを活用したマーケティング施策が一般化するなかで、「アクセスはあるのに成果が出ない」という悩みを抱える企業が増えています。

サイト流入はあるのに、問い合わせや商談に結びつかない

Web広告やSEO施策の強化によって、一定のアクセス数を獲得できている企業は少なくありません。しかし、ページビューや滞在時間は順調でも、「問い合わせ」や「商談申し込み」といったCVに至らないケースが多く見受けられます。

その背景にあるのが、「ユーザーの行動の途中で離脱している」という現象です。例えば、サービス資料や導入事例のページは見ているのに、最後のコンバージョンに至らない。価格ページやFAQまで読んだのに、具体的な問い合わせはない…。こうしたあと一歩のタイミングで、ユーザーは静かに離脱していきます。

ユーザーは何かしらの関心を持って訪れているものの、意思決定の流れはとてもデリケートです。少しでも不安や手間を感じた瞬間に、比較サイトや競合他社のページへと離脱してしまうのです。

このような見込み度の高いユーザーに対して、「いつ・どのように声をかけるか」を設計できていないことが、CVRの伸び悩みを招く要因となっています。

フォーム入力や日程調整が壁になり、リードが離脱してしまう

特にBtoB商材や高額なサービスを扱う業種では、問い合わせフォームの入力や、商談日程の調整といった一手間が大きな障壁になっています。

「あとで入力しよう」「時間があるときに相談しよう」と思ったまま離脱するユーザーは非常に多く、フォームを開いた瞬間に「面倒そう」と感じてページを閉じるケースも珍しくありません。

実際、多くのサイトでは、フォーム送信率が数%台にとどまっており、90%以上のユーザーがCV前に離脱していると言われています。

こうした状況では、単にフォームの項目数を減らしたり、入力UXを改善するだけでは限界があります。そもそも、ユーザーが「今すぐ誰かと話したい」と思っているタイミングに対して、受け身の構造(=ユーザーからの能動的なアクションを待つ)では、対応しきれないのです。

チャットボットを入れても効果が出なかった

CVRを改善する手段として、「チャットボット」を導入している企業も少なくありません。しかし現場では、「思ったほど活用されない」「CVにつながる会話にならない」といった声も多く聞かれます。

その理由は、チャットボットが決まったシナリオでしか動けない仕組みだからです。FAQへの対応や簡単な誘導には向いていますが、想定外の質問や、顧客の“本音”に寄り添うには限界があります。

また、ユーザー側も「どうせAIだろう」「回答が機械的」と感じて早々に離脱してしまうこともあります。

特に、今すぐ相談したい、導入のハードルを相談したいといったホットなニーズには、柔軟に対応できる「人」の存在が不可欠です。ユーザーが関心を抱いているその瞬間に、人が対応できない体制では、せっかくの商機を逃すことになってしまいます。


このように、CVRが上がらない最大の要因は、「ユーザーの温度感が高いときに、企業側が反応できていないこと」です。今後は、単なる受け身の問い合わせ導線ではなく、ユーザーの行動を捉えてリアルタイムに話しかける仕組みがCVR改善のカギとなります。

なぜ話したい今を捉える仕組みがCVR改善に効くのか?

フォームの改善やコンテンツの見直しだけでは、CVRの大幅な改善につながらないケースも多く見られます。根本的な打ち手として注目されているのが、「タイミング」と「接点の質」を可視化・最適化できるツールの導入です。人的リソースだけでは拾いきれない、ホットな顧客のサイン

顧客の関心が高まるタイミングは、企業側が思っている以上に予測が難しいものです。営業担当やカスタマーサクセス担当だけで、すべてのサイト訪問者に対応するのは、人的にも時間的にも限界があります。

せっかくサービスページをじっくり見ていたとしても、その瞬間に対応できなければ、次の競合サイトへと流れてしまうことも珍しくありません。

そこで必要になるのが、訪問者の行動を自動で検知し、より良いタイミングで対応できるツールです。例えば、一定時間ページを閲覧したユーザーや、スクロール率が高いユーザーを検知し、リアルタイムで声をかけることで、温度感の高い顧客を逃さず商談へとつなげることが可能になります。

タイミングと接点の設計が、成果の差を生む

ユーザーが「今ちょっと聞いてみたい」と思っている瞬間に、すぐに話しかけられるかどうか。このわずかなタイミングの差が、CVRを大きく左右します。

フォーム送信や資料請求は、あくまでユーザーからのアクションを前提としています。しかし、今のWeb施策で求められているのは、「ユーザーが行動を起こす前に、企業側から接点を設計する」ことです。

特に商談単価の高いBtoB商材では、1件のCVが売上に与えるインパクトも大きく、1秒でも早い対応が成果につながる大切な要素となります。

CVRを上げるツール選びで失敗しないための3つの視点

市場にはさまざまなCVR改善ツールが存在しますが、やみくもに導入しても期待した効果が得られないこともあります。だからこそ、自社の課題や目的に合ったツールを選ぶための判断軸を持つことが大切です。

目的に合った機能があるか?

ひと口に「CVRを上げるツール」といっても、改善対象は企業ごとに異なります。

  • LPの最適化が課題なら→LPOツール
  • 入力完了率の改善が目的なら→EFOツール
  • リードの育成なら→MA(マーケティングオートメーション)ツール
  • 離脱防止やWeb接客なら→リアルタイム接客ツール

このように、自社の課題にマッチしたツールを選ぶことが何より大切です。ツール選定の前に、自社のCVボトルネックがどこにあるのかを把握することから始めましょう。

運用しやすいか?PDCAを回せるか?

どれだけ高機能なツールであっても、「運用できない」「改善できない」状態では成果につながりません。

そのため、専任担当者による運用サポートや、改善提案のPDCAを一緒に回してくれる体制があるかは、選定時に重視したいポイントです。

特にマーケティングや営業活動においては、「導入して終わり」ではなく、運用の質がCVRに直結します。導入前後のサポート体制や支援内容を比較しておくことで、ツールの活用効果を効率化できます。

既存ツールとの連携が可能か?

CRMやMAツールと連携することで、CV獲得後のナーチャリングや商談の工程までを一気通貫で効率化できます。

  • SalesforceやHubSpotとのデータ統合
  • MAとの連携でセグメントごとの対応
  • 商談結果のデータ反映による分析の効率化

このようなエコシステムとの親和性も、成果を加速させる大きな要因です。
点ではなく線でマーケティング・営業活動を設計するためにも、ツールの柔軟性は見逃せないポイントです。

CVRを上げるツールおすすめ6選【2025年最新版】

CVR(コンバージョン率)を上げるには、単なるアクセス数の増加ではなく、「今すぐ話したい」顧客との接点を逃さない仕組みが欠かせません。

ここでは、問い合わせ数や商談数の最大化に貢献するツールとして、注目されている6つのサービスを紹介します。各ツールの特徴や導入メリットを比較しながら、自社に合った施策のヒントを探してみてください。

KARTE(カルテ)|パーソナライズでUI最適化

KARTEは、Webサイト訪問者一人ひとりの行動をリアルタイムに解析し、より良いコンテンツやポップアップ表示を行うパーソナライズ接客ツールです。ユーザーの属性や行動履歴に基づいて接客体験を最適化し、CVRの向上を図ります。

特徴

  • ユーザーの閲覧履歴や属性に応じたポップアップやバナー表示が可能
  • 離脱しそうなタイミングでのクーポン提示やフォーム簡略化などの施策を自動化
  • タグ設置のみで主要ページに対応可能な導入のしやすさ
  • EC、SaaS、メディアなど業種問わず利用実績が豊富

こんな企業におすすめ

  • UI改善やパーソナライズでCVRを上げたい企業
  • 施策立案〜配信までを1つのツールで完結させたいマーケチーム
  • 細かなユーザーセグメントに基づく接客設計を行いたいWeb担当者

導入メリット

  • CVR向上とともに、LTV(顧客生涯価値)最大化にも貢献
  • ノーコードで施策を設計・反映でき、運用負担を軽減
  • 他ツールと連携しやすく、CRM/MAとの統合も可能

HubSpot|フォームやCTA改善+MA連携

HubSpotは、CRM・SFA・MA機能を兼ね備えたオールインワンプラットフォームです。中でもフォーム作成やCTA(コールトゥアクション)の最適化、ユーザー行動分析など、CVポイントの改善に有効な機能が揃っています。

特徴

  • 自由度の高いフォーム作成と、CTAのABテスト機能を搭載
  • ユーザーの行動データを蓄積・スコアリングし、自動でメール配信や対応を振り分け
  • CRMとの連携で、マーケ〜営業の情報断絶を解消
  • 無料から使えるプランもあり、スモールスタートが可能

こんな企業におすすめ

  • コンテンツマーケティングやインバウンド戦略を重視している企業
  • フォームやCTAのパフォーマンス改善に課題を感じているチーム
  • 営業・マーケ部門間の情報共有を強化したい中小〜中堅企業

導入メリット

  • Web接客だけでなく、リード育成から商談管理まで一貫して実施可能
  • 豊富なテンプレートやUIで、初めてのMA導入にも適している
  • SFA/MA/CRMを統合した体制構築に役立つ

Salesforce|営業・商談管理まで一気通貫で支える業界標準CRM

Salesforceは、世界中で活用されている業界標準のCRM/SFAツールです。Webサイトから得たリード情報をもとに、商談の進捗管理や継続的なフォローアップを効率化できる点が強みです。CVR改善後のリードを確実に育て、成約や売上につなげたい企業に広く選ばれています。

特徴

  • 商談状況や営業活動を可視化し、チームでの共有を効率化
  • 顧客情報・接点履歴の一元管理で、パーソナライズ対応が可能
  • マーケティングクラウドやPardotとの連携で、MA領域にも対応
  • AppExchangeにより、さまざまなツール・機能を追加できる柔軟性

こんな企業におすすめ

  • 商談単価が高く、リードの“質”を重視した営業体制を構築したい企業
  • マーケティングから営業、カスタマーサクセスまで一貫管理したい中堅〜大手企業
  • 多拠点・複数部門の営業活動を統合・可視化したい企業

導入メリット

  • CRMを軸に営業プロセスを標準化し、成果につながるPDCAを加速
  • 他ツール(OPTEMOなど)と連携することで、Web接客〜商談管理の一気通貫体制を実現
  • 社内の営業・マーケ業務の「見える化」が進み、属人化を防げる

SATORI|匿名リード対応の国産マーケオートメーション

SATORIは、日本国内のBtoB企業を中心に支持されている国産MAツールです。フォーム入力がなくてもCookie情報をもとにユーザー行動をトラッキングし、匿名のままリード育成・アプローチが可能です。

特徴

  • 匿名ユーザーの行動履歴をスコアリングし、適切なタイミングでポップアップ表示やメール送信を実行
  • 国産ツールならではのUI設計と、サポートの手厚さ
  • フォーム作成、メール配信、セグメント作成など基本機能が揃っている
  • SalesforceやSansanとの連携に対応

こんな企業におすすめ

  • Webサイトの訪問者数は多いが、CVに至らないケースが多い企業
  • 匿名ユーザーの興味関心を可視化したいマーケター
  • 国産の安心感を重視し、手厚いサポート体制を求めている企業

導入メリット

  • 非会員・非登録ユーザーへのアプローチが可能になり、新たなCV導線を確保
  • 日本企業の業務フローに合わせた直感的な操作性
  • 営業部門とのデータ連携で、商談獲得の効率が向上

Ptengine|ヒートマップ×ABテストでLP改善に強み

Ptengineは、ヒートマップ解析とABテスト機能を組み合わせたLPO(ランディングページ最適化)に特化したWeb改善ツールです。ユーザーの行動データをもとに、ボトルネックを可視化しながらCVR向上を図れます。

特徴

  • クリック率・スクロール率などを可視化する多機能ヒートマップ搭載
  • ボタンの文言や配置のABテストで、LP内の微細な改善が可能
  • 簡易なタグ設置で導入でき、Google Analyticsとも連携
  • UIが直感的で、非エンジニアでも操作しやすい設計

こんな企業におすすめ

  • LPの改善施策が行き詰まっている企業
  • ヒートマップでユーザーの離脱傾向を掴みたいマーケチーム
  • ボタンやCTAの微調整でCVRを引き上げたい広告担当者

導入メリット

  • ユーザーの「見ている」「押している」「離脱している」ポイントが明確に
  • ページごとの最適化が可能になり、成果につながるPDCAを回せる
  • LPO施策を継続的に改善しやすく、コスト効率も高い

OPTEMO(オプテモ)|リアルタイム×有人対応で温度感の高い顧客を逃さない

OPTEMOは、Webサイト上でのユーザー行動をリアルタイムで可視化し、チャット・音声通話をその場で即開始できる、有人型のWeb接客・商談支援ツールです。

問い合わせを待つのではなく、営業側からアプローチできる点が最大の強みです。

特徴

  • ページ閲覧中のユーザー行動をリアルタイムで可視化
  • スクロール率・滞在時間などをもとに接客のタイミングを自動検知
  • チャットボットでは対応できない文脈も、人が対応することで丁寧に拾える
  • ダウンロードやアプリ導入は不要。ワンクリックで商談がスタートできる

こんな企業におすすめ

  • ユーザーの「気になる今」に対応したい企業
  • サイト訪問者とリアルタイムで接点を持ちたいすべての事業者(BtoB・BtoC問わず)
  • チャットボットでは取りこぼしていたユーザー層への対応を強化したい方
  • フォームCVだけでは商談化に限界を感じているマーケ・営業部門

導入メリット

  • フォーム離脱率90%超の課題に対する新たな接点の構築
  • CRM/MAツールとの連携により営業活動全体を最適化
  • 専任担当者による運用支援つきで、マーケティング領域のPDCAが回しやすい

まとめ|フォームに頼らない「攻めのWeb接客」でCVRは劇的に変わる

これまでのWeb施策では、「問い合わせフォームに誘導して、入力されるのを待つ」というスタイルが主流でした。しかし、今の顧客は待ってくれない時代です。

CVRを上げるには、「どのユーザーに、いつ、どんな形でアプローチするか」を企業側から設計していくことが欠かせません。

特にOPTEMOのようなリアルタイム×有人対応型のチャットツールを活用すれば、フォーム入力前に今話したい顧客に声をかけ、商談化率や顧客体験を同時に高める施策が可能になります。

例えば、検索型FAQシステム「Helpfeel」を提供する株式会社Helpfeel様では、OPTEMOを導入したことで、インサイドセールスとマーケティング部門がリアルタイムのユーザー行動をもとに連携。商談獲得の効率化と、Webサイト自体のUX改善という二重の成果を実感されています。

「これまでは“資料をダウンロードした後”のリードしか見えていませんでしたが、OPTEMOで“資料をダウンロードする前”の行動や温度感も把握できるようになり、今では部門を越えて改善のPDCAが回っています」(同社 CFO 宮長様)

このように、広告費や流入施策の最適化だけでなく、接点そのものの質を変えることでCVRは大きく改善できます。

OPTEMOのようなツールは、問い合わせを「待つ」のではなく「逃さずつかまえる」ための仕組みとして、今後さらに注目されていくでしょう。

OPTEMOの機能や導入事例については、以下の資料で詳しくご紹介しています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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概要資料

資料ではOPTEMOの機能や
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